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広い工場や倉庫で遮熱シートを施工すると高額な費用がかかります。しかし、国や自治体の補助金・支援事業をうまく活用すれば、費用を抑えて導入することが可能です。ここでは、遮熱シートにかかる費用の内訳と目安、活用できる補助金についてご紹介します。
遮熱シートを施工する際は、主に以下の費用がかかります。
まず必要なのが、遮熱シート自体の費用(材料費)です。耐久性や特殊コーティングなど、性能が高い製品は金額が高くなる傾向があります。目先の費用だけで選ぶと、期待した効果が得られず、電気代が増えたり、貼り替えが必要になったりして、結果的にコストが増える可能性もあるため、長期的な視点で製品を選ぶのがおすすめです。
一般的な参考として、工場・倉庫向けの高性能な遮熱シートの場合、材料費の目安は1㎡あたり2,000〜5,000円程度になるケースが多いとされています。屋根の形状や必要とする性能グレードによって金額が変わるため、あくまで概算の目安としてお考えください。
作業者の安全を確保するため必要になる場合があります。業者の見積もりにより、実際にかかる費用が決まるため、都度確認するのがおすすめです。
足場費は施工面積や建物の高さ、屋根形状によって大きく変動しますが、小〜中規模の工場屋根で数十万円〜数百万円規模、大規模施設ではさらに高額になるケースもあります。屋根塗装や防水工事と同時に足場を共用することで、トータルコストを抑えられる場合もあります。
人件費や機材にかかる費用のこと。面積が広いほど高くなります。
施工費は、遮熱シートの種類(片面貼りか両面貼りか、固定方法の違いなど)や施工環境によって異なりますが、1㎡あたり3,000〜8,000円程度を目安として見込まれることが多くなります。高所作業が伴う場合や、既設屋根の補修・補強を同時に行う場合は、その分追加費用が発生します。
施工時にかかる職人の経費や材料などの運搬費、その他、諸経費がかかります。遮熱シートの費用は、導入環境によって大きく異なります。まずは概算見積をとる事をおすすめします。石蔵商店では、概算見積をスピーディーに算出、現場調査などもご相談ください。
付随費用には、現地調査費用、図面作成費、施工後の検査費用、廃材処分費なども含まれる場合があります。これらを合計すると、全体工事費の5〜15%程度を占めることもあり、見積書の内訳を確認しておくことが重要です。
遮熱シートの費用は、導入環境によって大きく異なります。石蔵商店では、施工前に現地調査を行い、熱源や空気の流れを徹底分析した上で適切な施工プランを立案しています。
ここでは、代表的な工場・倉庫を想定した場合の遮熱シート導入費用の目安と、補助金を活用した場合のシミュレーションをご紹介します。実際の金額は、建物の構造や地域、工法によって大きく変動するため、あくまでも参考例としてご覧ください。
例えば、1,000㎡規模の屋根に遮熱シートを施工する場合、材料費・施工費だけでおおよそ500〜1,300万円前後となり、ここに足場費や付随費用が加算されるイメージです。
延床1,000㎡の工場屋根に遮熱シートを全面施工するケースを想定した、概算シミュレーションです。
| 費用項目 | 概算金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 材料費 | 300〜500万円 | 1㎡あたり3,000〜5,000円を想定 |
| 施工費 | 300〜800万円 | 1㎡あたり3,000〜8,000円を想定 |
| 足場費・付随費用 | 150〜300万円(足場・運搬費・諸経費など) | |
| 合計 | 約750〜1,600万円程度 | |
上記のように、遮熱シートの導入にはまとまった初期費用が必要になりますが、空調負荷の低減による電気代削減や、熱中症リスクの低減による労災防止・生産性向上効果を考慮すると、数年〜十数年単位での投資回収が見込めるケースも多くあります。
上記のモデルケース(総工事費1,200万円と仮定)で、補助金を活用した場合のイメージです。
このように、補助金をうまく活用できれば、自己負担額を半額程度まで抑えられる可能性があります。特に、省エネやCO2削減、高齢労働者の安全対策など、補助金の目的と遮熱工事の目的が合致している場合は、採択される確度が高まることも期待できます。
石蔵商店では、遮熱シート導入に関する概算シミュレーションに加え、補助金の活用余地についてもご相談を承っています。どの制度が使えそうか知りたい方は、現場の状況やお困りごとをお聞かせください。
遮熱工事には、国や自治体の補助金制度を活用できる場合があります。以下では、令和6年度の情報をもとに、工場の遮熱工事で申請できる補助金について詳しく説明します。申請できる補助金は、事業内容や規模、地域によって異なるため、各制度の窓口で確認してみてください。
厚生労働省による補助金制度で、60歳以上の高齢労働者の労働災害防止を目的に設立されました。「高年齢労働者の労働災害防止コース」「転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース」「コラボヘルスコース」という3つのコースがあり、それぞれ補助率や上限金額が異なります。複数コース同時に申請することも可能です。
対象者:60歳以上の高齢労働者を雇用している事業場で、安全対策や職場環境改善に取り組む中小企業・事業主が主な対象となります。具体的な業種や企業規模、取組内容については、各年度の公募要領で詳細が定められています。
費用の目安:エイジフレンドリー補助金では、1事業場あたり数十万円規模の補助を受けられるケースが多く、例えば「高齢労働者の熱中症対策として、遮熱工事や空調改善を行う場合の費用の一部」を補助対象にできる場合があります。実際の補助額は、対象経費や採択状況によって異なります。
活用事例:夏場の屋根直下で作業する高齢労働者が多い物流倉庫で、遮熱シート施工と換気改善を組み合わせた熱中症対策を実施し、エイジフレンドリー補助金を活用して工事費の一部を賄った事例があります。導入後は、作業エリアの体感温度が下がり、高齢作業者の負担軽減や、休憩回数の適正化につながったケースが報告されています。
国内のサプライチェーン強化を目的に設立された制度です。工場の建設や設備導入を対象としており、遮熱工事も補助対象となる場合があります。補助上限は30億円で、事業期間は原則として2026年3月31日までです。
対象者:国内のサプライチェーン強靭化に資する製造業・物流業などの事業者で、一定規模以上の設備投資を行う企業が主な対象となります。大規模な工場新設や増設を計画している企業向けの制度であることが多く、中小企業から大企業まで、要件を満たせば申請可能です。
費用の目安:この補助金は、工場建設や大型設備の導入を前提とした制度のため、総事業費が数億〜数十億円規模になるケースが一般的です。その中で、屋根・外壁の遮熱工事や高性能断熱材の採用を「生産性向上・エネルギーコスト削減策」として位置づけ、関連費用の一部を補助対象として含めるケースが考えられます。
活用事例:海外依存度の高い部材を、国内工場で生産するための新ラインを立ち上げる際、工場建屋の屋根・壁に遮熱シートや高断熱仕様を採用し、空調負荷を抑えた省エネ型工場として計画した事例があります。このようなケースでは、サプライチェーン強化と省エネ・BCP対策を両立する投資として評価される可能性があります。
東京都が実施している、中小企業向けの支援事業です。高効率空調設備やLED照明、断熱窓など省エネ設備の導入、運用改善などに対して費用の一部を助成しています。助成率はかかった費用の2/3〜3/4以内、上限額は1,000〜5,000万円です。
対象者:東京都内に事業所を持つ中小企業者等で、省エネ設備の導入や運用改善を行う事業者が対象となります。製造業・物流業・小売業など、幅広い業種が対象となる一方で、業種や企業規模、事業所の所在地などに応じた細かな要件が設定されています。
費用の目安:例えば、高効率空調設備や断熱窓の更新と合わせて、屋根・壁の遮熱対策を行う場合、総額で数百万円〜数千万円規模の投資になるケースが一般的です。助成率2/3〜3/4が適用されると、自己負担が総事業費の1/3〜1/4程度に抑えられる可能性があり、省エネ効果も踏まえると投資回収期間の短縮が期待できます。
活用事例:東京都内の食品工場で、老朽化した空調設備の更新と同時に、屋根に遮熱シートを施工した事例があります。ゼロエミッション化支援事業を活用して設備更新費用の一部を助成してもらい、結果として夏場の空調電力使用量が削減され、従業員の作業環境も改善されたケースが報告されています。
埼玉県が実施している、中小企業向けの支援事業です。空調設備やボイラー等を高効率タイプに更新する際の費用や、CO2排出削減設備の導入にかかる経費の一部を補助しています。補助率は、かかった費用の1/3〜1/2以内、上限額は500〜1,000万円です。
対象者:埼玉県内に事業所を有する中小企業者等で、CO2排出削減に資する設備の導入を行う事業者が対象となります。工場や倉庫、オフィスビルなど、エネルギー使用量の多い事業所での取組が想定されており、省エネ・省CO2の観点から設備更新を検討している企業に適した制度です。
費用の目安:高効率空調設備への更新や、ボイラーの高効率化、省エネ型設備へのリプレースなどを含めると、総事業費は数百万円〜数千万円規模になることが一般的です。補助率1/3〜1/2が適用されれば、自己負担を総事業費の約半分〜2/3程度に抑えることが期待できます。遮熱工事と空調更新を組み合わせることで、CO2削減効果がより高く評価される場合もあります。
活用事例:埼玉県内の物流倉庫で、老朽化した空調設備を高効率タイプに更新すると同時に、倉庫屋根に遮熱シートを施工した事例があります。スマートCO2排出削減設備導入事業を活用し、工事費の一部を補助金で賄うことで、投資負担を抑えつつ、夏場の電力ピークカットとCO2排出削減を実現したケースとして紹介されています。
純度99%のアルミ素材を使用し、耐腐食性能を持つ特殊コーティングを施した「IS遮熱シート」を開発。輻射熱を97%以上反射し、沿岸部や薬品工場といった過酷な環境でも優れた耐久性と性能を発揮します。さらに、独自工法により、従来の遮熱シートで課題とされてきた結露対策も実現。これまで大規模な物流倉庫をはじめ、400棟以上にわたる多様な現場に導入(※)され、温度低下と省エネ効果が認められた実績を持っています。